あいぼりー105号
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西永福まちどころこの街の“顔”をたずねてここは「釣り好きの憩いの場」?「酒好きの聖地」?さまざまな顔を持つ、老舗釣り堀へ近隣住民の憩いの場として親しまれる和田堀公園の一角に、ひと際目を引く赤い建物がある。「つり堀 武蔵野園」だ。人懐っこさを感じるレトロなムードに誘われて、中に足を踏み入れる。「こちらへどうぞ」と案内された先は、鉄骨とビニールで作られたテラス席。緑に囲まれた釣り堀が広がる、開放的な景観に思わず目を奪われる。外には、のんびりと釣り糸を垂らす男性の姿。全5面ある釣り堀ではコイやフナなどが釣れるそうだ。 「平日の日中はのんびりした雰囲気ですが、週末は朝から釣りに来る家族連れや食事と昼酒を楽しみに訪れるお酒好きな人など、本当にさまざまなお客さんでにぎわって、ちょっとした〝カオス〞状態ですよ」と三代目店主の青木大輔さん。そんな大勢のお客さんを受け入れるため、釣り堀の上にこのテラス席をDIYしたんだ、と笑いながら教えてくれた。ドラマ『孤独のグルメ』など〝通好み〞な番組で紹介されたほか、映画やドラマのロケ地としても知られる武蔵野園。聖地巡礼で遠方から来る人も多いという。「そういう楽しみ方も大歓迎」と青木さん。食事も人気が高く、多くの人から60年以上にわたって愛されてきた名店はさすが、懐が深い。次は、子どもから酒客までが入り乱れる〝カオス〞な時間帯に訪れてみよう。K西永福駅下車徒歩15分 B杉並区大宮2-22-3J9:00〜17:00 ※土・日曜日8:00〜18:00Y火曜日(祝日の場合は営業)R釣り堀 大人1時間700円(エサ・竿付)ほか T☎03・3312・27231.明るい自然光が降り注ぐテラス席。空調も完備されていて快適に過ごせる。2.映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』の撮影時に使ったサメのオブジェが釣り堀の風景になじんでいる。3.武蔵野園の歴史を感じる使い込まれたタモ網。4.ドラマ『孤独のグルメ』で井之頭五郎が食べていた親子丼(750円)。トロトロの卵とたっぷりの鶏肉、優しいダシの風味が絶妙なハーモニーを奏でる絶品!1324その駅に降り立ったらぜひ訪れたい、地元で愛される人気スポットの数々。地元民から酒場愛好家まで幅広いファンを持つ釣り堀を訪れてみると、60年以上、多くの人から人気を集め続ける理由が見えてきた。読者特典「つり堀」ご利用のお客様に30分延長サービス(2018/1/15まで)「つり堀」ご利用時に、「あいぼりー105号を見た」とお伝えください。読者特典の使い方12ivory 2017 November

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